2021.04.15
お役立ち情報
こんにちは、植木保険サービス代表の植木です。
新年度が始まり、自治体や企業では健康診断が実施されます。
深刻な病気ではなくても、要検査などの指摘を受けると心配になりますね。
加入したままの生命保険などは、この機会に保障の見直しをおすすめしています。
今回ご紹介するのは、倉敷市に住むSさん。
20代のころ、おつきあいで加入した生命保険を見直したいとのご相談がありました。
Sさんは現在47歳で、中学生と高校生のお子さまがおられます。
進学など、お子さまのサポートもまだまだ必要な年齢。
万が一の場合でも、十分な治療を受けらける保障を用意しておきたいとご希望でした。
現在加入されている生命保険を確認すると、「がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中」の3大疾病にかかった場合、保障を受けられることがわかりました。
がんの場合は、
・ステージ1以上の診断が確定したら、100万円の診断給付金
・手術の場合はかかった費用全額
・入院の場合は1日1万円
が保障されるという内容。
一見十分なように思えますが、がん治療は開発が進んでおり、この保障には落とし穴があります。
Sさんのように、以前加入したがん保険を見直した方がいい理由は、
・がん細胞がまだ粘膜内に収まっている状態(上日内がん、ステージ1未満)で発見されることが増え、診断給付金が100%支給されない
・入院期間が短くなり、通院治療が増えることで入院給付金が満足に受け取れない
といったケースがあるから。
Sさんに初期のがんが発見され、通院しながら抗がん剤治療を受けることになった場合は、「がん保険をかけていたのに、治療にかかる費用の多くが保障の対象外になってしまう」ことが考えられるのです。
まず保障内容の観点から、この保険は見直しておく必要があると言えます。
がん治療には、以下の特徴を持つ3つの治療があります。
・健康保険治療
社会保険や国民健康保険に加入している方が、一部を負担することで標準治療を受けられる。
・先進医療による治療
高い効果が期待されるものの、費用は患者さまの負担。生命保険の特約などをかけていれば、さほど大きくない負担で選ぶことが可能になる。保障の対象となる治療方法や施設は、定期的に見直されているので確認が必要。
・自由診療による治療
開発されたばかりの治療法など、健康保険の適用外となる治療。体の負担が小さい、社会復帰した後も生活の質を落とさないなどのメリットが報告されている治療も多いが、全額自費負担となる。
心疾患や脳疾患と違い、がんは今でも次々に新しい治療方法が開発されており、自由診療の分野が広い疾患です。
そのため自由診療を希望される方も多いのですが、問題は健康保険が適用されないこと。
「受けたいけれど費用がない」という状況が起こっています。
医療が発達したことで、がんはかかってもステージや種類によっては「治る」病気になりつつあります。
厚い死亡保障が重視された以前の内容ではなく、働きながら、あるいは元気に社会復帰することを見すえて、希望する治療方法が選べることが大切になるのです。
生活の維持やお子さまの将来にはどれくらいの費用が必要なのか、かかった場合はどんな治療を選びたいのか、月々の掛け金はいくら支払えるのか。
植木保険では広い視野で保険を見直し、お客さまごとに適切な保障をご提案しています。
弊社で加入された方ではなくても、見直しのご相談は承っております。
いつでもお気軽にご連絡ください。
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植木保険サービスは、
損害保険や生命保険などを取り扱う
岡山・倉敷の保険代理店です。
誠心ある対応と分かりやすいご説明で、
お客さまの安心に寄り添ってまいります。