2025.01.14
お役立ち情報
こんにちは、植木保険サービス代表の植木です。
受験シーズンを迎え、就職や進学など新たに進路が決まった学生さんが増えてきました。
今回はお子さまの新しい生活を安心して見守るためにも、保険ではどのような項目を見直しておくべきかをご紹介します。
今回ご相談くださったのは、吉備中央町にお住まいのTさん。
来年の4月から息子さんが県外の大学に進学することが決まり、保険を整理しておきたいとのご相談をくださいました。
息子さんには18歳まで積立ててきた学資保険に、ケガや病気の際の入院と手術に対する保障がありましたが、それも満期を迎え、いざというときの保障が十分でないことを気にされていました。
また初めての一人暮らしとのことで、予期せぬトラブルが起こった際のことも心配しておられます。
そこでTさんには、自転車事故、病気やケガ、さらには運転免許を取得した後について、注意すべき点をお伝えしました。
まず自転車については、自転車が加害者となる事故によって重い賠償責任を負うケースが増え、岡山県でも2024年10月から自転車保険への加入が義務化されました。
通学や通勤、プライベートでも自転車に乗る方は加入が必要になります。
自転車事故に関しては、親御さんが加入している自動車保険の特約で、自転車事故による賠償責任をカバーするものがあります。
自動車保険で補償されていない場合は、火災保険や県民共済などで補償されている可能性がありますので、現在の加入状況を確認しましょう。
いずれの保険にも加入されていない場合でも、自転車保険専用の商品や自動車保険の特約を活用して備えられますので、ぜひお気軽にご相談ください。
今回ご相談をくださったTさんのように、学資保険が満期を迎えると、ケガや病気の保障がなくなります。
同時に大学生活や社会人として新生活を始める方は、サークル活動やアルバイト、友人との旅行などで行動範囲が広がり、思わぬ事故や病気のリスクも高まります。
お子さまが病気になった場合、遠方での一人暮らしでは親御さんが看病することが難しいことも。
交通費や宿泊費などがかさみ、経済的負担が大きくなる可能性も考えられます。
またアルバイト収入が少なくなることで、学業や生活に支障が出る方もいらっしゃるでしょう。
そういったリスクに備え、学生であれば大学生協などが提供する学生向け保険を検討するのも一つの方法です。
これらは学生生活で想定されるリスクに特化しており、掛け金も手頃です。
一方で社会人になる場合は、10年程度の更新型保険を検討されることもご提案しています。
このタイプの保険は手術や入院、通院、障害を負った場合の保障が充実しており、若い世代では保険料も比較的手ごろです。
10年経てば商品内容や社会情勢が変化するため、結婚や出産などのライフイベントを機に内容を見直すのが良いでしょう。
今回のお話のなかで、特にTさんに注意していただきたいとお伝えしたのは、息子さんが運転免許を取得したときのことです。
18歳になると、多くの学生さんが自動車運転免許を取得されています。
ただ親元にいてご自宅の車を運転されることの多い学生さんに対し、遠方での一人暮らしで徒歩や自転車、公共交通機関を利用している学生さんの場合は、自動車保険に加入していないケースが多く見られます。
この際注意しなければならないのは、友人の原付バイクや車を運転することはないかという点です。
他人の車両を運転して事故を起こすと、高額な賠償責任を負う可能性があります。
親御さんが加入している自動車保険の特約で他者の車を運転する際のリスクがカバーされていれば安心ですが、保障範囲が限定されていることもあるため、加入状況を確認しましょう。
免許を取得した際にはリスクについて親子で十分話し合い、必要に応じて親御さんの自動車保険を見直すことをお勧めします。
ただし、これらの特約は同居の家族か未婚の家族にしか適用されないため、結婚後や独身でも結婚歴のある場合には新たな保険加入を検討する必要があります。
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お子さまが親元を離れて新生活を始めると、親御さんが直接対応できる状況が一変します。
万が一の時の漏れがないように、無駄がないかも確認しながら現状の保険内容を見直し、必要に応じて補完することが重要です。
当社では、お子さまの新生活に必要な保険の見直しやご相談を随時承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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誠実な対応と分かりやすいご説明で、
お客さまの安心に寄り添ってまいります。